中年サブスリーランナーのひとりごと

30代一児の父が、5000m14分台、サブ2.5を目指すブログ

やる気を出したい時におすすめの陸上小説3選

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みなさんコロナ禍でお家時間が増えていませんか?

なかなか外出できなくて、モチベーションも上がらないですよね。

 

そんな時は読書でもしてみませんか?

 

実は私、自分で言うのも何なんですが、けっこう読書家なんです。

 

子供が産まれてからは、読者から遠ざかっていますけど、以前は東野圭吾さんや、宮部みゆきさんの本をよく読んでいました。

 

読書してる時って、話に没頭できて要らないことを考えなくていいので、ストレスの解消になるんです。

 

今回は、せっかくランニングブログをやっているので、陸上を題材にした小説をご紹介します。

 

おすすめの陸上小説3選

おすすめの小説

・風が強く吹いている  三浦しをん
・ランナー       あさのあつこ
・スパイクス      あさのあつこ

今回は以上の3つの小説についてご紹介します。

風が強く吹いている  三浦しをん

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あらすじ

高校で問題を起こして陸上を辞めてしまった天才ランナー蔵橋走(くらはしかける)は、寛政大学に入り、4年生の清瀬灰ニ(きよせはいじ)と出会います。

灰ニの企みで走は陸上に復帰し、青竹荘に住む8人と箱根駅伝出場を目指して行くことになります。

登場人物はみんな個性があり、時に衝突したりしますが、箱根駅伝出場という目標に向かって成長していく姿が描かれています。

スポ根ものと違い、コミカルに描かれているのも魅力です。

感想

この小説を読んで一番感じた事は、作者が「よく勉強している」と言うことですね。

寄せ集めメンバーでいきなり箱根駅伝出場という、とんでもストーリーで小説特有の脚色はありますが、箱根駅伝出場までのシステムの話など、時間をかけて取材している事がよく分かります。

そのため、特に後半の駅伝の場面が非常にテンポよく描かれていて、飽きることがありません。

また、多くの名言が登場しますが、清瀬灰ニの言葉、

 

「いいか、過去や評判が走るんじゃない。いまのきみ自身が走るんだ。惑わされるな。振り向くな。もっと強くなれ」

(169頁)

まさに今年の箱根駅伝創価大学を連想させる名言です。

箱根駅伝について、これだけ詳しく書かれた小説は他に無いんではないでしょうか。

映画化もされていますし、漫画にもなっているので、ぜひ読んでみてください。


風が強く吹いている (新潮文庫)

 

ランナー  あさのあつこ

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あらすじ

主人公の碧李(あおい)は高校一年生で、家庭の事情から陸上部を退部しようとします。

ですが、退部しようとした本当の理由は、ただレースに負けて、走ることが怖くなってしまったからでした。

自分の弱さから目を背けたままでは前に進めない。碧李は再びスタートラインを目指そうとします。

 

感想

あさのあつこさんの小説ということで、爽やか青春ストーリーでないことは予想できました。

「バッテリー」でも、主人公はいろんな物を背負い成長していく作品だったので。

ただ、予想以上に重い話でした…。

 

物語自体は、複雑な家庭環境で起きる虐待と、主人公の心の葛藤と成長、そして家族の再生がテーマです。

複雑な家庭環境の描写がちょっと怖いです。

全体としては、逃げずに立ち向かうということの大切さを教えてくれる作品です。

箕月監督の、

 

フォームがきれいなんじゃなくて、走っている姿がきれいなんだろう

 

という言葉が、走ることの本質を言っているようなか気がして心に残っています。

 


ランナー (幻冬舎文庫)

 

スパイクス  あさのあつこ

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あらすじ

高校二年生の碧李(あおい)は、一度は陸上競技を諦めながらも、仲間と監督に支えられ、自分の意思で再び陸上部に復帰しました。

復帰後はじめての5000m記録会で、なぜか見知らぬ少年から挑発されます。その少年は、かつて十年に一人の逸材と言われた三堂貢でした。

走ることに不安と恐れを抱きながらも、自らそこに喜びを見出して成長した碧李と、走ることを強要されてきた貢。

完成された天才と、未完の大器の激突が見ものです。

 

感想

ランナーの続編になります。主人公に運命のライバルが現れます。

前作は家庭環境や主人公の心の葛藤、成長の話でしたが、今回は結構スポ根要素があり、熱い青春ストーリーになっています。

話全体としては、主人公のブレイクスルーがありえないレベルだったり、突っ込みどころも結構あります。

しかし、レース前の独特の緊張感や、主人公とライバルのぶつかり合いが熱く描かれていて非常に楽しめました。

ただ、まさか1レースで1冊を費やしてしまうとは…。

 

また、一番気になっていた、主人公の妹と母の複雑な関係も徐々に埋まって、家族として前に進んでいるので、少しホッとできました。

続編もあるので、今度読んでみようと思います。


スパイクス ランナー2 (幻冬舎文庫)

 

まとめ

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3作品の中で、一番おすすめなのは、「風が強く吹いている」ですかね。

私は映画も見たんですが、小説を先に読んでいたため、自分のイメージに俳優さんがマッチしていて、とても楽しめました。

漫画化もされているので、機会があれば買って読んでみようと思います。

全ての作品に、ハッとさせられるような格言が出てきます。少し青臭く感じるような言葉もありますが、忘れていた純粋な気持ちを思い出させてくれます。

読んだ後は、なんだか走りたくなるので、モチベーションの向上にもおすすめです。

 

最後に

今回は、私のおすすめの陸上を題材とした小説をご紹介しました。

私は子供が産まれる以前は、仕事の休憩時間を使って、月に5冊ぐらい小説を読んでいました。

読破した時の爽快感が好きで、小説を読むことがストレス発散になっていました。

子供が産まれてから、読書から遠ざかっていますが、月に1冊ペースぐらいで小説を読んでみようと思います。

 

ではでは。


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