中年サブスリーランナーのひとりごと

30代一児の父が、5000m14分台、サブ2.5を目指すブログ

DeNAランニングクラブ解体と選手移籍について思う

DeNAランニングクラブの事実上の解体が発表されました。DeNAアスレティックスエリートと名称を変えて存続はしますが、所属選手は館沢選手だけとなります。

最近では実業団チームの廃部も珍しい事ではなくなりました。悲しい事ですが、企業スポーツである限り、業績の変動に影響を受けるのは仕方のない事です。

今回は、実業団チームの廃部や新規参入、選手の移籍ルールについてお話しします。

DeNAランニングクラブ事実上の解体


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出典:日本陸上競技連盟公式サイト

館沢選手は、すで業務委託契約を結んでいるTWOLAPSの800メートル元日本記録保持者の横田真人氏の指導を受けているため、DeNAには監督は存在しません。

DeNAは館沢亨次選手、鬼塚翔太選手、松尾淳之介選手と、東海大から3人の有力選手を獲得したにも関わらず、昨年10月に今年度を最後に現クラブを廃止することを発表しました。

鬼塚選手、松尾選手は関西のNTT西日本に移籍することとなりました。

NTT西日本の清水康次監督は、私の高校の大先輩なので、お二人の新天地でのご活躍に期待しています。

相次ぐ実業団チームの廃部

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最近では日清食品グループがいきなりの規模縮小(事実上の廃部)を発表し、2019年春から陸上部に加入する2選手の内定を取り消しました。

すでに内定していた永戸聖選手は、急遽別の実業団チーム、日立物流に就職。
受け入れ側もすでに採用が終わった後で、調整が大変だったことは容易に想像できます。

私が知っているだけでも、沖電気宮崎、JALグランドサービス、セガサミー日産自動車NECなどが廃部になっています。

ただ、GMO日本郵政グループ、ダイソーのように新規参入チームもあるので、実業団チームが大幅に減っているわけではありません。

重要なのは、選手の『移籍』に自由があるかどうかです。

移籍を容易にする仕組みが必要

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昨年末2月に開かれた日本実業団連合の理事会で、実業団チーム間での選手移籍制限をほぼ撤廃することを決めました。

『移籍の自由』尊重し、ルール改正

◆以前のルール◆ 円満移籍者でない者の登録申請は無期限で受理しない(退部証明書が必要)

従来は、元の所属するチームが退部証明書(円満退部の証明)を出さなければ、無期限で移籍選手としての登録を認めない規定でした。

これでは選手は企業の言いなりになってしまいます。チームと揉めてしまうと、実質引退に追い込まれてしまいます。

◆新ルール◆ 自由に移籍でき、移籍先で選手登録できる(退部証明書の廃止)

新ルールでは、選手は自由に移籍でき、移籍先で選手登録できます。

前所属チームの了承を得られない場合の駅伝への出場制限期間は、現行の無制限から最長一年へと緩和されました。

少しずつでも良くしていくことができる

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元々移籍制限は、悪質な引き抜きを防止するために設けられたルールです。時代に合っていないルールが残っていたんですね。

現実と乖離したルールは、みんなで声を上げて変えていかなければなりません。

このルール変更によって、移籍が活発になれば、指導方法が合わず結果が出ない選手も、新しい環境で活躍できるかもしれません。
結果として、陸上界全体の活性化につながっていくのではないでしょうか。

まとめ

今回は実業団チームの廃部や、選手移籍のルールについてのお話しでした。
昨年の選手移籍のルール変更で、選手の移籍の自由が尊重されるようになりました。これによって陸上界全体が少しでもいい方向に向いていけばいいですね。
新型コロナの影響による業績悪化など、暗い話題が多いですが、私たちも身近ならところから少しずつ良くしていけるよう頑張っていきましょう。

ではでは。


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